気ままに怠惰ブログ

—自由にラクして生きたい—

漫画専門学校卒の僕が、漫画家を目指すのをやめて、それからの生き方。〈夢を諦めても何も終わらない〉

 

HAMARUです。 

 

この話は、《前編・後編》と続きました。

これで最後です。

僕が漫画家を目指し、やめて、その後の生き方を。

 

 

 

<目次> 

 

 

 

アシスタントに行きたくなかった

 

僕自身、漫画家を目指す活動をしている中で、アシスタントに行ったことは一度もありません。

正直言って、アシスタントになんて行きたくなかったのです。

そう、アシスタントに行けるほどの技術もなければ、自分に自信もなかったのです。

 

 

漫画専門学校生なら、卒業後にはアシスタントに行くことが基本になっていたのですが、僕は『アシスタント』という、仕事を選ばず、他に稼げる仕事を探していたのです。

 

それだけでなく、漫画家を目指す人なら、アシスタントに行くのが常識であるようなものです。

それなのに、自分はスゴイ漫画家になると息巻いておきながら、アシスタントとして仕事に行くことにひよっていました。 ←ダサッ

 

実際、在学中に先生から「アシスタントはどうか?」と聞かれましたが、返答はしませんでした。アシスタントに行けるほどの技術を持っていないからと自分で決めつけていたし、自分の漫画制作に集中したかったために、断りました。

 

僕はかたくなに、アシスタントに行かずにいたのです

(ここまでで、「アシスタント」って何回言ったんだろう?)

 

 

その大部分の理由が、『人が怖かったから』

 

向こうはプロの漫画家。プロのアシスタント。

そんな中に飛び込むなんて、足がすくんでしまいます。

背景描きが苦手な僕が、

「こういう背景を描いて」と頼まれてしまったら、ゲロ吐きそうになります。

 

激務である仕事、そしてその環境の中にいること、お世話になるプロの方。

想像してしまうと泣きそうになってしまいます。

 

到底僕には無理です。

 

 

僕は弱いです。

チームでやっていくことがとことん苦手。

 

「あまり人と関わらず黙々と仕事をしていく」

そのために、漫画家の職業を選んだわけでもあるのに、このありさま。

 

 

ふう~、

 

漫画家やめてよかった♡。

 

 

 

絵の仕事自体容易じゃない

 

わかっていると思いますが、『絵』て、とにかく時間がかかるんですよね…。

 

一日掛けて描くし、他のことをやっている暇が通常ありません。

仕事をしている立場の人は、それが当たり前でしょうね。

 

僕は、漫画専門学校に入る前は、絵も漫画も描くことをなめていたので、漫画を描き始めたときには、当然痛い目を見ることになりました(笑)。

 

それから、その苦難を受け入れながら、漫画を上達させてきたので、

『絵の仕事』も自分にはできると思っていたんですよ。(自信アリ気で)

 

ですが、現実は自分の思うようにはいきませんでした。

 

 

4作目の漫画を途中放棄し、漫画家を目指す熱意が冷めていき、イラストを軽い気持ちからやり始めてはやめ、それに関連する、やりたいと思った仕事を断念し、そして、アシスタントへは行きたくない―――。

 

こんな自分の考えがあちこち彷徨う中、専門学校を卒業してしまった僕は、

自分自身の『現実』を受け入れ始めていったのです。

 

 

 

それからの話、専門学校を卒業してからの僕は、

ゲームをやり始め、ハマってしまいました。

 

このゲームは、前からずっとやりたいと思っていたゲームなので、ゲーム機とソフトを買っては遊びだし、とても楽しく有意義な時間を送りました。

それまでは、漫画家を目指すことに注力していたので、ゲームなんてやっている場合じゃない! と考えていたのです。

 

ですが、その傍らで「稼ぎになる仕事を探さなければ…」と思っていたので、ゲームと並行してやる日々が続きました。

 

社会人になって『漫画家を目指す』という状況なら、基本、バイトや仕事をしながら漫画を描いていくことになるかと思います。

僕は、昔から人と関わるのが苦手だったので、そのために『漫画家』を職に選んでいました。 ←さっき話した。

 

ですから、バイトをやり始めると人と関わるようになるし、本末転倒になってしまうので、できるだけそうならないような仕事を探していたのです。(まだ仕事がない状況だったので、当然実家にいました。)

 

その仕事の条件として、「できるだけ家から出ないように内職か在宅ワークを」、「せっかく絵の学校を出たので、絵が描ける仕事を」「絵の仕事ができるように絵の練習をしたいため、仕事中心にならないような生活を」という考えをあげていました。

 

まだ漫画家になる気持ちは費えてないので、自分が納得のいく漫画、本当に好きである話や絵を描けるようにするために、ひとまず、絵の練習を重ねることと、情報や作品にたくさん触れることが大事であると考えました。

 

そのようにするためにも、「絵の仕事をする」か「家に留まりながらできる仕事」を探さなければいけなかったのです。

いずれかは漫画を描けるようにするために、絵の練習もかねて、2、3か月、自分ができるような仕事を追っていきました。

 

 

そして、その結果、僕は―――

どれも断念してしまいました。

 

その理由を挙げると、

 

・全体的に考えが甘かった。

・自分の絵のレベルでは、仕事がまだできないと感じた。

・ほかの稼ぐ方法では、絵はお金にならないと知った。

・思うように両立することができなく、やる気を失っていった。

 

こんなところです。

 

 

そうしていよいよ、僕が漫画家を目指すことをやめると決める日が近づいていったのです。

  

 

 

絵を描くことが好きではなくなった

 

仕事を探している最中の話。

家に居ながらできる仕事となれば、一般的に『副業』の仕事になります。(本業はやってないんだけど…)

そのため、ネットで調べながら自分にできる仕事を探しだし、いくつか挑戦しようとしました。

 

なるべく、絵に関わる仕事を持ちたかったので、それ以外の仕事を持って時間を費やすことがないような生活をすることに決めていました。

 

ネットを通じて、そして、絵を描いてくれる人を募集している仕事を見つけたのです。早速、それに応募したり、案を出さなければいけないようなものは、どんな風なものにするかを考えていました。

 

ここから頑張っていこうと決めていた、そんななか、

僕は知りました。

 

 

ネットを通じての『絵の仕事』や『技術が必要な仕事』は、実績がないと採用されないということを。

 

そう、仕事は信用に関わることなので、実績があり、実力のある人を採用したいに決まっています。ですから、実績がない僕は、採用されるはずがありませんでした。

 

それだけではありません。

募集しているページから、他の人が描いた絵の案を見ることができたので、それを見させてもらった僕は、ショックを受けてしまいました。

 

その人たちが描いた絵と僕の絵では、レベルが段違いでした。

 

おそらく、元々絵の仕事に携わってきた人たちなので、実績も実力も持ち合わせていたのです。

その絵を一目見て、「自分には無理だ……」と確信しました。

 

僕は、そのサイトから絵の仕事を受けることをやめました。

 

それから、他のところから仕事を探すことになってしまいました。

 

 

仮に、絵の仕事ならば、バイトも募集していたのですが、

仕事場が大体「都心」になりますし、それに合わせて一人暮らしを始めなければなりませんでした。現実的に考えて、もし採用されても、うまくやっていけるかわからないし、無謀に近ちかかったです。

 

他にも、絵を描いてお金になる方法はあったのですが、ほぼあまり稼げないようなものでした。(お小遣い程度)

まず、それに携わって描いている人がたくさんいるのですが、人気である人はみんな絵が上手いので、その人たちと並ぶように自分自身のレベルをもっと上げる必要がありました。

 

それを見積もって、絵の練習に力を入れようとしていました。

しかし、冷静に考えると、

それだけ苦労や時間を掛けるわりには、報酬が見合ってなければ、「稼ぐつもりでやるようなものじゃない」と感じました。

 

そこからわかるように僕は、苦労を掛けた分に値する報酬がなければダメだ! という考えを持ち始めていたのです。

これでは、「通常のバイトをやった方がマシ」という結論に至ってしまいます。 

 

 

さらに、絵の練習に関しても、

話を作るためにも知識や情報を貯めながら、絵を上達させていくつもりでしたが、自分が思うように実力を積んでいく、バランスが取れず、上手く両立することができずにいて、いつのまにか、

「自分はどうせこの程度…」と後ろめた考えで過ごすようになってしまいました。

 

 

何もかもうまくいきませんでした。

 

そういういきさつから、絵に関わる仕事を持ちながら、それで生活できるようにし、かつ自分の絵の技術に磨きをかけ、たくさんの作品に触れ『自分の求める漫画を描けるようにする』―――

という理想が、叶わないことに気づいていったのです。

 

自分には無理だと……。

いかに、自分の考えが甘く設定されていたか…。

 

大きなことを考えておきながら、行動が中途半端過ぎたんです

 

 

それからというもの、僕はいつしか、

「絵が好きだから描く。漫画を描きたいから描く」という気持ちは薄れ、

「漫画家になるために、絵を上手くしなければいけない。話をしっかりしたものにしなければいけない!」という意識が強くなるあまりに、絵を描くことが好きではなくなっていったのです。

 

「絵を描くことが好きではない」なんて、漫画や絵を仕事にしていこうとする人には、許されないことです。 

 

そのため、「絵を描く気になれない」気持ちを振り払うように努めようとしたのですが、気持ちが上がるようなことがなく、結局

絵を描くこと自体離れていきました。

 

当然、漫画も描く気になれなければ、やる気も熱意も起こらずにいたので、専門学校卒業後は、漫画を描いたことはありませんでした。

 

 

専門学校卒業後から、5か月経ったそのとき、

僕は漫画家を目指すことをやめました。

 

 

 

自分の本性

 

専門学校に入ってから、漫画活動を真剣に取り組んでいき、その期間が2年でした。

 

それまでは、漫画家になることを夢に掲げ、落書きはしてきたものの、漫画は一切描いてこなかったので、この2年は自分が一番頑張ってきた期間であると思います。

 

 

「周りから、たくさんの人から認められたい!  自分がスゴイ奴なんだってわかってほしい!」

という承認欲求から、漫画家への夢が始まり、理想が高いばかりに自分に見合っていない人物像を求めた結果、

熱意が冷め、長年想ってきた夢を諦めました。

 

ざまあないですね。(失笑)

 

小さい頃から、僕自信が劣等感の塊みたいなヤツだったので、それを逆転したい思いから承認欲求の強さ、理想の高さが出ていたのです。

 

僕は、負けず嫌いでもあったんですよね。

ですが、楽をしたい、嫌だと思うことはしたくないという面倒くさいがり屋な一面も持っていたのです。

その性格の現れで、絵を描くことが好きではなくなってしまったのです。

 

 

急に熱意を自分に入れた分、冷めてしまうのも早かったです。

 

この経験は、漫画家を目指していたときだけでなく、受験勉強のときにもありました。

 

いわゆる『燃え尽き症候群』というヤツです。

僕はそうだと思っています。

 

 

そこからわかるように、僕自信が心から好きであったのは、『絵や漫画を描く』ことではなかったのです。

本当に好きであるものは、長い期間続いたり、一度は離れてもまた、戻ってくるものです。

 

 

漫画家を目指すことをやめてからは、僕は楽に過ごすことばかり考えるようになりました。学生のときとは、正反対です。

 

そう、僕はこんなヤツなんです。

ようやく、自分らしくなれたような気がします。 

 

 

 

夢を諦めた現状

 

以上、僕が『漫画家を目指すのをやめた』話でした。 いかがだったでしょうか?

 

だいぶ長く、だいぶ暗い話になってしまいましたが、もう少しだけお付き合いください。m(_ _)m

 

 

僕は今では、絵を描くことは一切していません。(^₋^)v

紙の上にペンを走らせること自体、メモを取るくらいにしかしていない日々です。

 

ですが、漫画を描くことは、この先、機会があるかもしれません。一生ないかもしれません。

少なからず、漫画家を目指すことは、もうないでしょう。

 

 

気になることがあるとすれば、「後悔はあるか?」ーーー。

 

それについて、漫画家を目指すのをやめたことには、後悔はありません!

むしろ、漫画家になることを夢に掲げていたことに後悔があります……。

 

やめたことに後悔がないのは、2年間本気で真剣に取り組んだからです。

真剣に取り組んだおかげで、「あのとき、もっとこうすればよかった…」という未練が残らなかったのです。

 

漫画家になるための活動や、専門学校での学費、制作のための出費がかさんでいたことを振り返ると、落ち込んでしまいますが、

その大きくミスをしたことにより、自分にとっての不要であるものが明確になりました

 

つまりは、漫画や絵を描くことは、不要になったということです!

今の自分は、「絵とか漫画を描くことなんて、時間の無駄でしかない!」と考えるほどですから。(笑)

 

学校や先生との関係も無縁になりました。僕が一方的に。

先生は僕に期待していたので、連絡をくれていたのですが、全部無視しました。ごめんなさい。

だって、『その道の実力者で指導者』である人と、『漫画家を目指すこと、また絵に関する仕事を受けるのもやめたヤツ』とで、どんな会話をすればいいっていうの?

 

 

……話切り替わりますが、

漫画家自体リスクが大きくあるので、やめたことで、現状気持ちが楽です。

 

目指していたときは、気が張っていたし、色々溜め込んだりもしていたので、鬱の手前まで行ってました。危なかったです。(^ ^;)

 

 

 

僕は夢を諦めました。

 

諦めましたが、夢がない人生なんてダメだ! なんて全く思っていません。

もちろん、夢を諦めたら終わりなんてこともありません。

 

 

夢はこれからできるかもしれませんし、持たなくてもいいのです。

 

 

僕自信、今の生活は好きなことができていますし(主に動画とゲーム)、新しい目標や欲しいものがたくさんあるので、それに向かって生きていくという感じです。

あと、お金がたくさん欲しいです!!

 

 

こんな感じで、僕は元気にやっています。

夢を諦めました先にも、生きる人生はあります。新たな夢も出てくるでしょう。

 

 

だから、前向きに生きることが生きがいなのです!

僕はそう思います。

 

 

みなさんも、夢だけでなく、『生きる人生』を見つけてみてください。

きっと楽しいですよ。

                              

                        by. HAMARU