ぼっちの愉快な人生観! と嘆き

ーぼっち・顔面弱者の「気休め」と「娯楽」の場ー

イラスト付きストーリー書いてみた。『マザーズ・ハウス』

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こんにちは、「HAMARU」です。

 

僕が作ったこの話、「マザーズ・ハウス (Mother's House)」は、

PCゲーム「Among the Sleep(アマング・ザ・スリープ)」に影響されて作りました。

 

「Among the Sleep(アマング・ザ・スリープ)」とは、2歳児の男の子が、意思を持ったくまのぬいぐるみの「テディ」と一緒に、母親を探しに行くホラーゲームです。

 

 ☟ゲーム実況者「ポッキー」さんのプレイ動画を張っておきますね。

www.youtube.com

 

 

これから自分が書いた、オリジナルストーリーを紹介します。

面白いと思っていただけたら、SNSで拡散よろしくお願いします!

 

それでは、本編に行きます。

 

※「イラスト付き」の件。 

 申し訳ありませんが、公開した今は、まだ「イラスト付き」ではありません。

 後々イラストを載せていくつもりです。

 ちなみに、自分は絵があまり上手ではありません。下手なりに頑張って描きます。

 しばらくお待ちください。

 

 

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『マザーズ・ハウス』

 

第1章 「霊が潜む家」

 

 


<登場人物> 

 

主人公:しおり / 15歳  弟:春貴(はるき)/ 14歳  母:ゆかり

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

15歳の私には、特に不快に思っているのが「2つ」ある。

 

 

1つは、私の母。

 

 

私の家族は4人。

弟の春貴がいる。 父はいるけど、今は単身赴任だ。

 


問題の母。

私は母を好きか嫌いかと言えば、嫌いではない。

一言でいえば母は「頑張り屋」なのだ。

あまり弱音を言わないし、私たちのことをいつも想って頑張る。

もしかしたら無理をしているのかも。

 

 

時々それが重いんだ。

こちらとしては「お節介」とも言える。

いつか、「良くしてきたんだから、いい人でいなさい」という考えを押し付けてくるかもしれない。悪気はなくても。

 

 

そんな疑いが私にはあるから、この頃。母に苦手意識がついて、距離をとっていた。

もし父がこの家にいたら、母と私の在り方は違っていたかもしれない。

 

 

 

そして、もうひとつ。 

私が不快に思っていることは「この家」。

「不快」と言うよりも、「不吉」になるかな。

 

 

私はこの家には、「霊」がいること知っている。

 


この家に来たのは、私が小学生のころ。つまりは引っ越したのだ。

その霊が私の近くにいた時は、毎回「悪寒」を感じていた。 

ちなみに、実際に姿を見たことはない。

 

 

最初の頃は悪寒を感じた時は、風邪をひいたのか、体調が悪いのか? 

その程度にしか考えていなかった。

でも後になって、それが「霊」なんだと信じるようになっていた。

 


この頃、悪寒を感じる症状が強まってる。

なにがきっかけでそうなったのかはわからない。

そんなんでも私の生活に、なにも支障はないから無視し続けてきた。

気にしてたら負けだとも思ってたし。

 

 

弟と母の方は、この家に霊がいることを感じているのかはわからない。

二人は気づいているのか?  

なんか聞くのも嫌だった。

 


そんな日常を送っていた私に、 ついに、ある夜。 

悲劇が起こった。

その夜は、私と母が大喧嘩した日だった。

 


私たち一家に危機が迫った事件だったんだ。

 


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

《 『19:20』 ❙ リビング 》

 


私と母はこの時間、リビングで話をしていた。

私は母の話に「またか…」と、呆れた態度で対応していた。

その時は、『進路』についての話をしていた。

 

 

 

私がそんな態度するのも―――、

この頃、母が私に求めている『理想の人物像』 

というか、私に対して期待の眼差しが大きくて、「高校生になったんだから―――」と母が口を開くたびに、そんな内容の話が多くて、正直私はうんざりしていた。

もちろんそれは、弟の春貴にも向いていた。

春貴も『母の期待』にうんざりしているかもしれない。詳しくは知らんけど…。

 


でも、絶対私の方が期待を大きく向けてるから! 年上だから!?

それも腑に落ちなくて腹立つ!

 


母と話そうとすれば、そんな内容の話が出てきそうで、距離を取るようになったし、あっちから話しかけてきた時は、私はそっけない態度をとることが多くなっていた。

それが私たちの日常になったから、家庭内の空気がピリピリしていたと思う。

 


こんな中で、母は私をどう思っていたかはわらない。

 

 

 

今夜も同じように、私は母の話を右から左に受け流していた。

そしたら母は、私の態度に我慢ができなくなったのか、若干ヒステリックに。 強めの口調で話しかけてきた。

私は対抗して、強く言い返した。

 

 

母も熱が入って、この場でいらない文句を言いだしていた。

「そんなだから、アンタは―――!!」  とか…。

 

 

私はキレてしまい、ついに母に対し、自分が溜め込んでいた感情を乱暴に吐き出した。

 


…………

私は言いたいことを言った後、リビングから荒々しく出ていき、自分の部屋に向かった。

向かう途中、母が泣いたかもしれない。そんな声が聞こえた気がした。それとも気のせいか?

 

 

階段を上って2階へ行く。左側の壁にドアが二つ並んであり、奥の方が私の部屋のドア。

部屋に入って、しばらくイライラが収まらなくて、ベッドの上に乱暴に乗り、布団にくるまった。

ポッケからスマホを取り出して、画面を見る。

 


そういえば、リビングを出てここに来るまでに、悪寒を感じたような気がした。

でも、イライラしてた感情が強かったから、気にならなかった。

しばらくスマホをいじっていた。

 

 

 

―――何時だったのか? 

私はいつの間にか、寝落ちしたようだ。

 

 

いつもはこんなに早く寝るわけじゃないのに、 今日はなんだか…、

体がだるかった……。

 


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 


私は寝ている間、夢を見ていた。

 

 

夢の内容。 始めはどんな感じだったかは、あまり覚えていない。

最初は家の中にいたと思う。

でも、いつの間にかどこか知らない場所に来ていた。

 


暗い空間。

その奥に光があった。 スポットライトで照らされたような形の光。

その光の中に人影がある。

 


「あれ、お母さん?」

 

 

光の中に近づく。

見ると母はうずくまって、泣いていた。

でも、その姿ははっきりと見えたわけではない。

なんかモヤがかかってるような、ブレているカンジ?

 

 

…………

 


母が泣いている姿を長い間見させられていたと思う。

嫌な夢だ。

 


でも。

母の泣いている姿を見て、

私はだんだん申し訳ない気持ちになっていった。

 


 …………

 あの時。

 私も、悪かったよね…。 

 あんな言い方……。

 


私は迷った。

この夢が覚めたら、母に謝るべきか?

 

 

なんか、 今だと、 ……あまり会いたくない…。

気まずくて……。

 


しばらくの沈黙。

 


その時―――、

自分の後ろに誰かいるような気がした。

後ろを振り向く。

 


そこには、黒い影がいた。

「え…」

その影は、私を包み込むかのように迫ってきた。

そして―――

 


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 


「痛っ!」

頭に衝撃が走った。

それだけでなく、ベッドから放り出されたような感覚に襲われ、

そのまま床に落ちた。

 


「(殴られた…?)」

私は夢から起きた。

寝起きの状態のため、意識がはっきりしない。

ただ、頭に殴られたような痛みがあった。

 


しばらく頭がぼーっとしてて、部屋の周りを確認することに時間がかかった。

部屋が暗くてよく見えない。

 


その間にも周りを見たけど、「誰か」がいたような感じではなかった。

 

 

だんだん暗闇から目が慣れてきて、暗くても部屋の全体が把握できるように目が慣れた。

 


「(誰も… いないよね…)」

 


ゆっくりと立ち上がり、とりあえず部屋の電気をつけようと思った。

「…………」

「あれっ?」

電気がつかない。

何度かスイッチを押しても、明かりがつくことがない。

「停電?」

 


そう思ったけど、私はすぐにスマホのことを思い出して、ベッドの中から手探りでスマホを探した。

無事見つけて、画面をつける。

時間を見た。

 


「(12時ちょうど…)」

不気味にも、画面の時刻には『0:00』とある。

 


嫌な予感がする。

私の中に、「焦り」が生まれた。

 


さっきの「夢」のことといい、 

私が「誰かに」? 攻撃されたこと。

「黒い影」

 


私はまた部屋の周りを見渡した。

 


「なにもない…。 

 なにもおかしいことなんてない!」

「……そう、だよね…」

 


部屋を何度か見渡した後、またスマホの画面を見た。

『0:00』

数字は変わっていない。

 


その時突然、スマホの画面の明かりがパッと消えた。

「えっ!?」

ボタンを押す。何度も。

でも、反応はない。

 

 

「そんな…!  ウソでしょ……」

 


明らかに「なにか」が起こっているのがわかった。

血の気が引いていく。

 

 

その時、私はなにを思ったのか、

一つの考えが頭によぎったんだ。

それは、

 


『この家に潜んでいる、「霊」が関係してるのかもしれない』

ということ―――。

 


私は今まで何度か、その存在を感じていたけれど、

生活に支障はなかったから無視していた。

 

 

じゃあ、もし「そいつ」がこの状況に関係していて、

その存在が今、無視できないことになっているとしたら―――?

 


自分の部屋に来るまでに感じた「悪寒」……。

 

 

 

「…………」

「……どうしよう…」

頭の中が真っ白になっていく。

 


もし「そいつ」の仕業だとしたら、私はどうなる?

今までなにもしてこなかった「そいつ」が、なにかしてるとすれば。

こんな状況、今までなかったんだから、もうほかに―――!

 


そう考えるたびに、

心臓が締め付けられていく感覚と、背筋が凍る悪寒に襲われた。

この部屋全体の空気がおかしくなっている。

 

 

「……! 何これ!?」

身体の体調が一気におかしくなった。

 


この家に潜んでいる「そいつ」が、「そうだそうだ」と主張しているのかのように。

あの、今までの日常で何度か感じてた、身体が震える悪寒。 

霊が私の近くにいた時の感覚を覚えた。

 

 

それも徐々に強まっていき、私の心を埋め尽くそうとしていた。

 


「…いる」

「アイツ」がいる。

それが私のそばにいるのか? ドアの向こうにいるのかわからない。

でも、「アイツ」がいるのはわかる!

 


体が動かない。

その場でうずくまり、震えながら、思わず言葉が出た。

 


「私…  殺されるの…」

かすれた声で、そうつぶやく。

…………

 


考えたくない! 考えたくない! 考えたくない! 考えたくない!!!

 


恐怖で頭がおかしくなりそうだった。

心臓の鼓動が激しい。

体の震えが止まらない。

 


ただただ、「絶望」が襲ってくるばかりだった。

 


 ウソだ

 このまま、  

 このまま私は、 終わるの?

 このまま、 アイツに襲われて、  死んで、

 春貴も、 お母さんも……。

 


 春貴…   お母さん…?

 


私はハッとした。

「(そうだ! 春貴とお母さんは―――!?

 春貴とお母さんは無事なの!?)」

 


弟と母の存在が、

私の心と体を動かした。

 


母とは喧嘩したけれど、あれはさすがに私が酷かったと思う。

だからその時のこと、今では後悔してるし、謝りたい。

もしここで母の身になにか遭ったら、謝れなくなる!

それに、この場で私が本当に一人だったとしたら、とっくに私の精神は恐怖で壊れてたかもしれない。

 


私は立ち上がった。

足が震えてる。

足が震えてて、歩きにくかったとしても、

弟と母の無事を確認しに行かなければならない。

 


恐怖や悪寒、心臓が締め付けられる痛み。

二人のことを想って、それらを無理やり振り切って、私はドアの前まで行った。

 

 

「(ドアを開けて、廊下に出なきゃ)」

…………

 


開けた先に、

「アイツ」が待ち構えてるかもしれない。

そんな予感もあった。

 


でも、   でも! 

部屋を出て二人のもとに!

 


ドアノブを回して、ドアをゆっくり開ける。

「アイツ」がいないことを、ただ祈って―――。

 

 

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この続きは、「note」で書いています。

僕の「note」へはこちらから☟

https://note.mu/hamaru80/n/n9d4e096cd693 

 

「第1章」はまだ続きます。

「note」では、「第1章」の全部を載せています。

 

※そして、「第2章」以降からは、「有料」にさせていただきます。

『マザーズ・ハウス』は、全5章になります。