顔が良い人間で、「バカな奴」と「頭の良い奴」。
どっちも人気があると思うよね。
イケメン・美人なら、どの層の人間性でもモテてるだろう。
じゃあその逆。
顔が悪い人間はどうか―――?
結論。
「ブサイク」は大概、どういった人間性でも、周りから同じ扱いを受ける。
怠惰なブサイク
『怠惰なブサイク』
これは誰もが嫌う生物だろう。
「清潔感がない・私生活がだらしない・頭が悪い・性格が悪い・運動神経が悪い・周りへの配慮がない・変な癖を持っている」など。
大抵、「人から嫌われる」特徴をいくつも持っているのが、怠惰な人間だ。
こういうヤツに限って、変に頑固だったり、こだわりがあったり、とにかく性根がクソ。
そこに「ブサイク」がプラスされてると、真っ先に「死ね」という言葉が出てくる。
『怠惰なブサイク』は、もはや存在価値はないのだ。
じゃあ、『誠実なブサイク』の方はどうなのか―――?
誠実なブサイク
正直、誠実であろうが『ブサイク』という時点で、良い評価はもらえない。
その、真面目さが相手をイラつかせる可能性があるからだ。ブサイクならなおさら。
それに、頭が良いとか運動ができるとか、そういう能力を持っていても相手にしてもらえないじゃないだろうか?
実際、そうだと思う。
筆者が見てきた限りでは、みんなそんな感じだった。
例えブサイクでも、能力がスゴイ人はたくさんいる。
でも、彼らがみんなからの注目を集めたり、持ち上げられることはあまり見たことがない。
スゴイ能力を持っていても、嫌われる人間は嫌われる。
それが、『顔』の在り様で無理と思われると、その瞬間に嫌われるのだ。
そうなれば、相手にされなかったり、いじめを受けやすくなる。
ブサイクが下手に周りの人より能力を持っていると、敵視されやすいし、自分にとっての敵ができやすい。
「なんであんな奴が…、ブサイクのくせに調子に乗るんじゃねえよ」
「あいつウザいから、潰してやろうぜ」
という感じに。
人間が好む人間
みんなの本音は、『顔が良くて、スゴイ人』という人間が好きなのだ。
そういうスゴイ人と一緒にいられるだけで、自分もスゴイ人間でいるんだという優越感に浸れるから。
ブサの中でも、スゴイ人はたくさんいる。
だが、世の中で騒がれるのは、まず『顔が良い人間』。
評価を受けやすいのは、イケメン・美人。
『顔』の良し悪しの時点で、差は歴然。
だれが人が良くて優れている人間なのかは、その正解を適切に当てることは「人間」にはできないのだ。
『外見』で判断する生き物なんだから。